2024.10.2
小樽雪あかりの路
毎年2月に開催される小樽雪あかりの路は、小樽中を美しいスノーキャンドルが埋め尽くす冬の一大イベントです。市民による手作りで1999年から続けてきた小樽雪あかりの路。昨今では小樽市民だけでなく、韓国、台湾等、多くの海外ボランティア、観光客を迎え、北海道の冬の風物詩として定着しました。
雪明りの路でメイン会場にあたるのは、小樽運河会場と手宮線会場ですが、町の至る所で、多様な体験ができるため、各会場の特徴を抑えておくと、当日の散策がはかどるでしょう。
■小樽運河
浮き玉キャンドルが浮かぶ運河は、ロマンチックな撮影スポットとして大人気です。かつて、にしん漁で栄えた港町小樽。その漁業で使われた浮き玉が小樽のガラス工芸の発展元だと言われています。小樽ガラスの特徴である薄っすら色の付いたガラスに灯がともることで、幻想的な夜を演出しています。また、北運河には屋台が設置され、寒い夜に体の芯から温まるメニューの数々をお楽しみいただけます。
■手宮線会場
手宮線会場は、小樽駅から徒歩約5分。日銀通りを下ると見えてきます。
ロウでできたワックスボールや押し花や落ち葉をあしらったアイスキャンドルが並ぶエリアです。かわいらしい雰囲気の会場は、絶好のフォトスポットですね。
■小樽芸術村会場
旧三井銀行小樽支店・ステンドグラス美術館・似鳥美術館などの歴史と風情ある建造物に囲まれた「小樽芸術村会場」では、雪で作られるやアスレチックや雪像が作られます。また、音楽ショーなどのイベントも行われますので、ホームページにて日程をご確認ください。
■天狗山会場
近年、新たに追加された、小樽天狗山会場。市街の喧騒から離れた、天狗山の頂上では小樽の夜景と揺らめくロウソクの明かりのコラボレーションをお楽しみいただけます。
★おすすめ情報
イベントを彩るスノーキャンドルやワックスボールは、製作体験もできます。観光としてだけではなく、参加者の一員として自作のキャンドルで小樽の街をかざりつけてみてはどうでしょう。小樽でしか体験できない、ロマンチックで美しいイベントをお楽しみください。
■インフォメーション
開催時期
2月上旬(1週間ほど)
会場
小樽市内各地