2025.9.22

【後志・余市】北海道・小樽のホテルバー・ラウンジが厳選する秋のおすすめワイン

北海道は、日本国内で山梨県、長野県に次いで第三位のワイン生産量を誇るワイン造りの一大生産地です。
その中でも特に多くのワイナリーが集中しているのが余市をはじめとした後志地方で、北海道の約半分のワイナリーが集中する「ワイン特区」として有名です。
後志地方では、大規模な歴史あるワイナリーの他、小規模で個性的なワイナリーも数多く存在しており、様々な特徴のあるワインが楽しめます。
蝦夷富士(北海道の富士山)と呼ばれる羊蹄山の麓で、自然豊かな土地と美味しい水が育む後志産のブドウから造られるワインは、北海道を訪れたら一度は味わってみたい逸品です。

北海道「余市町」について

北海道西部、積丹半島の付け根に位置する余市町。北海道でも比較的温暖な気候に恵まれ、さくらんぼやりんご等の果樹栽培が盛んです。海と山に囲まれた豊かな自然の下、毎年質の高いワインが生まれている地域です。

北海道「余市町」の風景写真

おすすめワインその1
Domaine Takahiko ドメーヌ タカヒコ

Domaine Takahikoドメーヌ タカヒコの写真

余市町登地区にある標高60mの水はけの良い丘に醸造所・農園を持ち、独自の考えをもってワインを醸造しています。「可能な限り粛々とワインを造る農民(ヴィニュロン)でありたい」という哲学をワインの中に表現しています。

味の特徴
野生酵母、全房発酵が特徴であるため、色調は淡いものの、余韻が長く旨味を伴う香味は多く人を魅了します。


おすすめワインその2
北海道余市町 葡萄作りの匠 北島秀樹 Kerner(北海道ワイン)

北島秀樹氏はワイン専用品種の栽培にこだわり、ツヴァイゲルト・レーベをはじめ厳選された品種のみを栽培する葡萄栽培家。その真摯な姿勢とこまやかな仕事ぶりから「葡萄作りの匠」とたたえられる生産者です。

味の特徴
ケルナー種の特徴であるフレッシュな柑橘やユリの花のような香りと、爽やかな酸味が心地よい、北島農園のテロワールを感じる淡麗な本格派の辛口白ワインです。


おすすめワインその3
l’Esprit Terre de Yoichi レスプリ テール ド ヨイチ(平川ワイナリー)

l'Esprit Terre de Yoichi レスプリ テール ド ヨイチ(平川ワイナリー)の写真

品種を超越した産地固有の味わいを表現することを大切にし、区画ごと、タンクごとに異なる醸造法で生産本数を絞り、多彩なワインを醸造しているのが平川ワイナリーの特徴です。
フランスで12年間、有名ワイナリーでのブドウ栽培やワイン醸造に携わり、高級レストラン でソムリエとしても従事。
2014年に余市町で農業法人を立ち上げ、翌年にワイナリーを設立。農業の現場からガストロノミーを追求した、本格的なワインを生み出しています。

味の特徴
濃いガーネット、脚に粘性あり。ブラックチェリーなど黒系果実の香りが主体で、湿った広葉樹林の下地、甘いスパイス、赤い薔薇、なめし皮の香りが複雑に混じりあい、マツタケなど出汁系のニュアンスが追いかけてきます。スムーズな口当たり、緻密なタンニン、味わいの後半はフレッシュ感のある酸味が鮮明となり、優しい骨格と心地の良い余韻が続きます。


おすすめワインその4
田崎正伸 ツヴァイゲルト&ピノ・ノワール 2021(北海道ワイン)

田崎正伸氏は昭和60年からワイン用ぶどうの栽培を開始、北海道産ワインの認知、品質向上に大きく貢献したブドウ栽培家です。北海道ワインの「葡萄作りの匠」として自身の名がワインの銘柄にもなっています。

味の特徴
ツヴァイゲルト種とピノ・ノワール種をブレンドし醸造しました。チェリーやイチゴのような赤い果実の香りと、優しい口あたりのミディアムボディです。


オーセントホテル小樽のメインバー「キャプテンズバー」では、ドメーヌ・タカヒコをはじめ、全国的にも入手困難な後志の希少ワインたちが今だけの特別ラインナップにて登場します。
まるでワインで巡るクルーズのように、グラス一杯ごとに旅する後志。
一期一会の味わいを、ぜひお楽しみください。
※【後志ワインクルーズ】は2025年10月より開始いたします。

キャプテンズバーの写真

オーセントホテル小樽のトップラウンジ「ポールスター」では、後志、余市の厳選されたワインと、地元北海道の食材を使った料理のペアリングをお楽しみいただけます。